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ワークショップ

9月10日(水)15:45-17:15

WS1 UX(ユーザー体験)の評価の課題と展望ーそもそも測れるのか?何を測るべきか?
WS2 ひらめきを生む対話とは何か?─LLM時代の“考える”体験を考えてみよう
WS3 スポーツデータ解析の研究フィールドを自ら作るagain
WS1:UX(ユーザー体験)の評価の課題と展望ーそもそも測れるのか?何を測るべきか?
企画: 安藤 昌也(千葉工業大学)
概要: ユーザー体験(UX)を考慮したシステムを作った時に、それが「良い体験」を実現できているかを検証する必要があります。海外の論文等では、UEQを中心にmeCUE2.0など、標準化された評価尺度も用いられつつあります。しかし、そもそもUXは測定できるのでしょうか?何を測るべきでしょう?また、研究での評価と企業での評価は同じように考えて良いのでしょうか?
このワークショップでは、UXの評価の考え方について改めて議論するとともに、UX評価に関する研究の広がりについても議論したいと思います。
ワークショップでは、登壇者の方々から15~20分程度お話しいただいた後で、参加者の方を含め議論したいと思います。研究者だけでなく企業の実務者の方にもご参加いただけたらと思っています。当日の参加も可能です。

問い合わせ先:安藤 昌也(千葉工業大学):masaya.ando[at]it-chiba.ac.jp

登壇予定者: 黒須 正明(放送大学)
土井 俊央(大阪公立大学)
WS2:ひらめきを生む対話とは何か?─LLM時代の“考える”体験を考えてみよう
企画: ヒューマンインタフェース若手交流会
概要: ChatGPTに代表される大規模言語モデル(LLM)の普及により、私たちの作業や思考のスタイルは大きく変化しています。LLMは情報提供やアイデア整理に優れた能力を持ち、制作支援や思考補助のツールとして、多くの現場で利用されています。しかし一方で、LLMとの対話には「物足りなさ」や「考えた感の薄さ」を感じることもあり、魅力的な対話とは何かがあらためて問われているのではないでしょうか。
本ワークショップでは、LLMの活用によって見えてきた「自分で考えること」の意味や価値に注目し、参加者自身の経験を通じて「ひらめきを生む対話」の構造を探ります。HIの観点を取り入れながら、LLMとのより創造的な付き合い方を模索する場を提供します。 本ワークショップでは、参加者の体験や主観を出発点としながら、以下の問いに取り組みます。

– 自身の思考スタイルを客観視する(「ひらめき」や「内省」を促す構造について考察する)
– 創造的な思考・学習を促す対話支援のアイデアをグループで発想・検討する

本ワークショップでは、LLMの活用によって見えてきた「自分で考えること」の意味や価値に注目し、参加者自身の経験を通じて「ひらめきを生む対話」の構造を探ります。
HIの観点を取り入れながら、LLMとのより創造的な付き合い方を模索する場を提供します。

問い合わせ先:福森 聡(香川大学):fukumori.satoshi[at]kagawa-u.ac.jp

登壇予定者: 今川 桜(香川大学)
宮部 蒼(香川大学)
WS3:スポーツデータ解析の研究フィールドを自ら作るagain
企画: コラボレーション基盤専門研究委員(SIG-COASTER)
概要:  2019年のシンポジウムでの取り組みに再挑戦します。近年、スポーツ活動にIoT機器を持ち込み、得られたデータを解析して、例えばチームの戦力向上等に利用するという事例が増えてきました。本ワークショップでは、このようなスポーツ活動に関するデータを実際に取得しながら、得られたデータを解析し、その活用方法について議論したいと考えています。具体的には、9月10日の午後に、金沢工業大学の体育館で参加者が実際にフットサルを行い、スマートフォンに内蔵されている加速度センサや、さまざまな生理計測装置を用いてデータを取得します。今回はまとまったディスカッションの時間はとれませんが、フットサルをしながらどういう行動をデータにするのか、どういう解析がよいかといったことについて、息の続く限り断続的に議論したいと考えています(スマホはSIGで用意します)。そのうえで、後日データの解析を行い、あらためて(おそらく秋のSIG-COASTER研究会か談話会)結果について実際にプレーをした参加者を交えながら、議論の場をもちたいと考えています。フットサル施設のスペースに限りがあるため、本ワークショップの定員は20名とさせて頂きます。参加を希望される方は、予め「oka【@】juhs.ac.jp」まで、ご連絡ください。当日、参加者される方は、運動できる服装をご自身でご用意ください。サッカー経験のある方、これからスポーツ活動の計測を計画されている方など、奮ってご参加ください。この企画成立のために若い方の参加を特に積極的に募集しています。

問い合わせ先:岡 耕平(滋慶医療科学大学大学院):oka[at]juhs.ac.jp

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