主催 | ヒューマンインタフェース学会 アクセシブル・インタフェース専門研究委員会(SIGACI) |
開催日 | 2025年3月24日(月) |
会場 | 京都工芸繊維大学 (京都府) 東3号館1階 K101講義室 https://www.kit.ac.jp/uni_index/campus-map/ https://www.kit.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/kougishitsu20200401.pdf |
内容 | 第218回研究会は、「高齢者、障がい者支援技術および一般」をテーマとして、アクセシブル・インタフェース専門研究委員会が主催いたします。 加齢に伴い身体機能、認知機能は様々な面で変容していきます。超高齢社会となった日本では、高齢者の衰える身体機能、認知機能を補助して、一日でも長く自立した生活の維持がおくれるようにするための工学的支援技術の必要性は高まっています。一方で障がいを有する方も同時に急速に高齢化が進んでおり、従来の支援技術の枠を超えた取り組みも必要です。今回は、高齢者、障がい者の支援技術について、心理・デザイン・工学・臨床に渡る幅広い領域の研究成果ならびに実際の現場からのニーズや実践例などの発表を対象と考えています。また、広く一般の題目でのご応募もお待ちしています。 *:本会では、出来うる限り「障がい」等の表記とするように努めておりますが、現状では一般的な術語、語法が確立していない点を考慮し、題目、表題等においては「障害」の表記を用いていますことを宜しくご了解ください。 奮ってご発表ならびにご参加をお待ち申し上げます。 [ノービスセッション実施のお知らせ] 本会では、ノービスセッションを実施いたします。このセッションは、その名称の通り、学会発表を殆ど経験されていない方、今回が初めての学会発表となるか若しくは2回目の方からの発表の場といたします。このノービスセッションでは、発表と質疑の時間配分を通常のセッションとは変えて、発表15分、質疑15分といたします(予定)。また、セッションの終わりには座長による発表に対する講評を行います。 ノービスセッションでのご発表を希望される方は、お申込書式の「講演概要」の末尾に、「ノービスセッション希望」とお書き添えの上、学会発表の経験回数を明記して、お申込ください。 ノービスセッションでは、原稿のページ数、研究会報への掲載、ご発表の履歴や記録、研究会賞の選考等について、通常のセッションとの差異は一切ありません。会合におけるセッション構成上の形式であるとご理解ください。また、学会発表経験の無い方の通常セッションでの発表を妨げるものではありません。 |
申し込み方法 | 受理された講演には申込締切後、1週間程度で原稿作成に関する連絡をさせていただきます。ヒューマンインタフェース学会の「研究会 講演申し込み」のページをご参照下さい。 |
原稿のページ数 | 10ページ以下の偶数ページ |
問い合わせ先 | 学会事務局 研究会担当(his-meeting【at】his.gr.jp)もしくは SIGACI 京都工芸繊維大学 桑原教彰 (nkuwahar[at]kit.ac.jp)まで |
参加費 | 研究報告集年間購読登録者は無料です。 年間購読非登録者は、一般 1000円、学生 500円となっております。 ・現地で現金払いまたは事前にpeatixでお支払いください。 (できる限り、peatixでの登録・支払いをお願いいたします) ・年間購読登録者の方も参加者数の把握のため無料のチケットをお買い求めください。 https://hi-sigaci-35.peatix.com/ |
申込締切 | 2025年 1月24日(金) |
原稿締切 | 2025年 2月24日(月) |
プログラム
2025年3月24日(月) 9:30-16:50
受付開始 9:00〜
発表時間
通常セッションは15分発表、5分質疑応答
◎ノービスセッションは10分発表、10分質疑応答
ポスターセッション
ポスターはA1サイズでご準備ください
9:30-10:50「ヘルスケア/教育・学習支援」 座長:山添 大丈(兵庫県立大学)
O1 メンタルヘルスサポートを提供する会話エージェントの開発
○南 魁知, Panote Siriaraya, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)
O2 英語教師のジェスチャーが日本人学生の感情的関与に与える影響
○西 優佳, 桑原 教彰, 佐久間 淳 (京都工芸繊維大学)
O3 3Dプリンタで作る模式図を伝えるための「動く触覚教材」
○小林 真 (筑波技術大学)
O4 勉強習慣向上を企図したインタラクティブシステムの提案
○青山 恭章 (玉川大学), 鎌田 卓 (SpiralMind), 平社 和也 (玉川大学)
11:00-12:20「モビリティ・交通/AI・ロボティクス」 座長:田中 久弥(工学院大学)
O5 路面電車を有効活用した沿線地域の活性化方策の研究 ◎
○山本 海月, 西山 敏樹 (東京都市大学)
O6 移動弱者のQOLを向上させる運転免許不要の日常生活支援移動具:「Tiny Cabin」の研究開発
○松田 篤志, 諫川 輝之, 西山 敏樹 (東京都市大学)
O7 内省を促すための人とロボットのインタラクションに関する基礎検討
○浦野 真吾, 平社 和也 (玉川大学)
O8 身体引き込み反応を行う音声対話ロボットシステムの開発
○村上 和輝 (両備ヘルシーケア), 長谷 拓実, 石井 裕, 渡辺 富夫 (岡山県立大学), 山崎 裕之 (両備ヘルシーケア)
13:10-14:20 ポスターセッション1 座長:桑原 教彰(京都工芸繊維大学)
「ヘルスケア」
P1 表面筋電位を用いた覚醒時ブラキシズム計測の研究
○五十嵐 匡保, 田中 久弥 (工学院大学)
P3 感情吐露日記に基づいた自己投影エージェントによるユーザ感情の可視化
○松村 悠季, 松村 直季, 米澤 朋子 (関西大学)
P5 AIを活用した Three Good Things の心理効果およびシステム評価
○藤沢 太輝, シリアーラヤ パノット, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)
「教育・学習支援」
P7 地理空間データとAIモデルを利用したeラーニングシステムの開発
○岡田 和馬, シリアーラヤ パノット, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)
P9 学習態度評価支援のためのフェイストラッキングによる人体計測の基礎研究
○鈴木 舜基, 田中 久弥 (工学院大学)
「VR/AR/MR」
P11 VRを用いた学生アパートのインテリアレイアウトシミュレーターの開発
○小川 陽聖, 池野 英利 (福知山公立大学), 崔 童殷 (京都工芸繊維大学)
「計測」
P13 耳介後部脳波によるてんかん予兆検知支援のための基礎研究
○環 大介, 田中 久弥 (工学院大学)
14:20-15:20 ポスターセッション2 座長:シリアーラヤ パノット(京都工芸繊維大学)
「ヘルスケア」
P2 歯磨き意識向上のためのサウンドインタラクティブシステムの開発
○橋本 周, 西村 亮, 平社 和也 (玉川大学)
P4 生体情報に基づく呼吸誘導フィードバックを用いたストレス軽減と適応力向上支援
○西口 雄斗, 森山 空耶, 藤井 良祐, 米澤 朋子 (関西大学)
「教育・学習支援」
P6 PythonとSwiftを用いた小学生の英語学習をサポートするタブレット学習アプリケーションの開発
○園田 颯太, 池野 英利 (福知山公立大学), 崔 童殷 (京都工芸繊維大学)
P8 EdTech研究に基づくWEBカメラによる視線計測を用いたマーカー学習法が及ぼす視線変化に関する研究
○尾本 壮平, Siriaraya Panote, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)
「VR/AR/MR」
P10 足底部への触覚によりVRの没入感を高めるデバイスの開発及び視覚・触覚統合が快適性と心理的活性に与える影響の評価
○山野 稜太, Panote Siriaraya, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)
「計測」
P12 ウェアラブルセンサを用いたチームスポーツの疲労可視化
○佐藤 駿斗, 田中 久弥 (工学院大学)
「防災」
P14 Unityを用いた防災・AEDにおけるアプリケーション開発への取り組み
○門田 友希, 池野 英利 (福知山公立大学), 崔 童殷 (京都工芸繊維大学)
15:30-16:50「モビリティ・交通/計測・その他」 座長:小林 真(筑波技術大学)
O9 都市生活者との合意形成による低公害バス普及政策の研究 ◎
○程原 菜生, 西山 敏樹 (東京都市大学)
O10 車いす使用者の移送及び物流も可能なUDモビリティの研究-その安全性の検討とオールドニュータウン等での実証実験に向けて-
○田中 晴美, 西山 敏樹 (東京都市大学)
O11 MEMS-IMUによる歩容計測の試行
○大久保 英一, 内田 恭敬, 舩山 朋子, 木暮 嘉明 (帝京科学大学)
O12 Augmented Waves:MRと触覚インタラクションの融合がもたらす評価計画の検討
○金山 正貴 (長岡造形大学)