第196回ヒューマンインタフェース学会研究会は「産業安全のヒューマンファクターズおよび一般」をテーマとして、2022年11月30日・12月1日に現地とオンラインのハイブリッドで開催されました。久しぶりの対面も含めた開催となり、二日間で対面・オンライン併せて延べ29名の方にご参加いただきました。

招待講演では白岡中央病院・医療安全管理室の渡邊幸子先生から「医療安全の現状と課題について」について講演をいただきました。白岡中央病院での医療安全の取り組みを数多く紹介いただきましたが、「ほんのちょっとの工夫でより安全にできる」ということや「みんな悪くないけど、結果が悪い」という言い方、みんな忙しい中で医療安全の活動を組織にて定着させるため勘所など、数多くの学びを得ることができました。

久しぶりの対面もありの開催となりましたが、やはり発表時間外の意見交換が研究会では重要なんだと再確認できました。参加者を増やすためにはオンラインは非常に便利なのですが、やはり対面開催は必要ですね。(^^;)

藤野秀則(福井県立大学)