このたび、ヒューマンインタフェース若手交流会が発足しました!
ヒューマンインタフェースやコンピュータヒューマンインタラクションに関心のある自称若手であれば、どなたでもご参加いただけます。文系/理系、学会員/非会員、所属なども一切問いませんので、お気軽にお申込みください。
第1回交流会では、参加者による自己紹介・交流のほか、「デジタルツインはシミまでツインじゃないとだめ?」と題した話題提供がございます。「デジタルツインや場所」に関連した社会学的な側面を持つ話題でもありますので、多方面からの皆様のご参加をお待ちしております。
■第1回若手交流会
・日時:2023年11月25日(土)12:00~15:00
・会場:関西学院大学 大阪梅田キャンパス 14階1408室
・参加費:500円
・参加資格:自称若手
・参加申し込み先(※お問い合わせ先も記載しています): https://forms.gle/2bgTaLRB8PtEAZ8X7
■内容
1.若手交流会のご紹介
2.参加者による自己紹介
3.話題提供「デジタルツインはシミまでツインじゃないとダメ?」(青柳西蔵, 駒澤大学)
■話題提供要旨
近年デジタルツイン、メタバースなど、実世界の場所をバーチャルな世界に再現する試みが増えています。その表向きの目的は、高度なシミュレーション、被災した場所の復元等、様々です。しかし、それ以前に、このような場所の再現にはなんだか不思議な魅力があると思いませんか?私は、この魅力が、元も場所と「同じ」であると同時に「異なる」という矛盾に起因するのでは無いかと考えています。また、バーチャルな場所再現を実際に作って様々な実験を実施し、その魅力の根源を解き明かそうと研究をしています。今回は、私のこれまでの取り組みや、場所とは何か、「同じである」とはどういうことか、という根本的な問いについての私の考えなどを共有したいと思います。皆さんも、場所や、場所再現の魅力について、考えてみませんか?また、もし大阪・梅田の街を再現するなら、何が重要で、どのようにしたらよいでしょう? もしお時間が許せば、皆さんとブラブラと街を歩いて考えてみたいと思います。