吉野 孝 (和歌山大学システム工学部)
学会からリレーエッセイの依頼を受けた時、最初はコロナ禍や大学研究者の日常について考えました。しかし、他の参加者が非常に自由なテーマで書いているのを見て、私も普段は語らない私の減量について書くことにしました。
突然の始まり
妻が実家での介護のために長期帰省することになり、自分の食事は自分で準備することに。何となく「減量しよう」という閃きがあり、体重の記録とともに減量にチャレンジしました。
断食の挑戦
まずは、3日間水だけを飲む断食に挑戦。体重は減りましたが、精神的には非常に厳しいものがありました。結局、この方法は長続きしませんでした。
キャベツダイエット
次に試したのはキャベツダイエット。しかし、キャベツだけでは心が折れそうになり、これも継続は難しいと感じました。
食事の見直し
結局、日々の食事を見直すことが大切だと気づき、朝食は普通に、昼食をしっかり食べて、夜は食べないスタイルに落ち着きました。
運動の導入
運動面では、腕立て伏せや腹筋、有酸素運動を取り入れましたが、すぐに効果は見られませんでした。しかし、継続することで、徐々に体重と体調に良い変化が現れました。
結果と継続
始めてから体重は14kg減少し、ズボンのサイズも大きく変わりました。毎朝の運動を継続することで、体調は以前よりもずっと良くなりました。
学会での反響
学会で「痩せましたね!」と声をかけられるのが、今では小さな幸せです。減量は体調管理の一環として、これからも続けていく所存です。
図表の説明
最後に、添付された図は、減量の成果を物語っています。体重計の写真、体重変化のグラフ、そして数年前と現在の私の写真を比較し、減量の旅路を振り返ります。
減量の日々は、自己管理と自己発見の旅でした。日々の小さな決断が大きな変化をもたらし、新たな自分を発見することができました。これからも、健康と幸福を求めて、この旅は続きます。