主催 | ユーザエクスペリエンス及びサービスデザイン専門研究委員会(SIG-UXSD) |
開催日 | 2021年6月10日(木) |
会場 | オンライン開催:Zoom(Web会議サービス) |
内容 | HI学会は、第184回研究会を「海外と日本のサービスデザイン最前線:実践と理論の両輪を回すには」をテーマとして開催いたします。 サービスデザインは、研究や実践において広く使われるようになりました。SIG-UXSDでは、その知見や事例を共有、蓄積する場として、「サービスデザインの理論と実践」をテーマとした研究会を継続開催し、毎回多くの研究者や実践者によって活発に議論が交わされてきました。一昨年からShowcase Sessionを始めたことで、サービスデザインの実践事例も多く蓄積されてきました。しかし、サービスデザイン実践とそこにおける理論的背景の関係性は、まだ十分に探究が進んでいない状況です。 そこで、今回の研究会では、国内外のサービスデザインに関する実践、理論双方の発表を広く募集します。 それぞれの実践事例や研究の取り組みをもとに、「実践と理論を両輪で回しながら、理論を発展させ実践に活かしていくにはどうしたらよいか」に焦点をあてて、議論をしていきます。 今年度も、最新の実践事例の知見や、そこでの苦労などを共有し議論するShowcase Sessionを行います。 また、パネルディスカッションでは、ゲストスピーカーとして株式会社コンセントの赤羽太郎さんから海外のサービスデザイン研究に関する話題提供をして頂きます。 Showcase Sessionは原稿不要ですので、これまで原稿の執筆を躊躇していたデザイナーの皆様もぜひお申し込みください。発表時間は、Showcase Sessionが10分の予定です。 なお、上記の本研究会テーマに直結する発表はもちろんのこと、SIG-UXSDにおいて従来から議論されてきたユーザ体験(UX)の向上に向けた社会学的・心理学的アプローチに関する最新の成果や取り組みに関する幅広い分野の発表も歓迎いたします。 皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。 |
ゲストスピーカー | 赤羽太郎(株式会社コンセント) |
発表申込方法 | 研究会発表申し込みのページから発表のご応募をお願いいたします。 受理された講演には申込締切後、1週間程度で原稿作成に関するご連絡をいたします。 〈Showcase SessionとLightning Talk Sessionにお申し込みの方〉 申込フォームからご応募ください。 発表概要には解きたい課題を提示してください。原稿の提出は不要です。 |
原稿のページ数 | 10ページ以下の偶数ページ (実践報告等もあるかと思いますので、書式が合っていれば最低2ページのabstract的な内容でも構いません。著作権は学会に帰属しますが,著作者本人が使用することは妨げません。学会の著作権規定についてはこちらをご参照ください。) |
問い合わせ先 | 株式会社MIMIGURI 瀧 知惠美( chiemi.taki@mimiguri.co.jp) |
参加費 | 研究報告集年間購読登録者:無料 一般(年間購読非登録者):1000円 聴講参加をご希望の方は、Peatixからチケットを購入してください。 ※予稿集のダウンロード方法については、チケット購入後、研究会開催前に研究会運営担当からご連絡いたします。 |
発表申込締切 | 2021年4月19日(月) |
原稿締切 | 2021年5月14日(金) ※Showcase Sessionの方は提出不要 |
プログラム
6月10日(木)
12:50-13:00 [オープニング]
開会挨拶、UXSD研究会の趣旨説明
UXSD研究会委員長 谷川由紀子(NEC)
13:00-14:40 [Session1:サービスデザインの実践と研究]
1. インタラクティブシステムを規定する外部制約に関する研究
○坂口 和敏 (山口大学)
2. セルフメイドの価値に基づくSDL型サービス創出の取り組み
○黒沢 征佑喜, 長谷川 敦士 (武蔵野美術大学)
3. リビングラボ実践を支えるインフラの構築に向けて:リビングラボ研究の現状と今後に関する考察
○赤坂 文弥, 渡辺 健太郎, 竹中 毅 (産業技術総合研究所)
4. ユーザーの生活環境に設置されたセンサーデータを活用したユーザー調査手法の開発
○田中 友悠, 田岡 祐樹, 齊藤 滋規 (東京工業大学)
14:40-14:50 [休憩]
14:50-15:35 [Showcase Session]
1. ものの見方や価値観の変容につながるサービスデザインの実践
○田房 夏波(株式会社和える / Royal College of Art)
2. 音声SNS「Clubhouse」を活用したワークショップのデザイン
○タキザワケイタ(PLAYWORKS株式会社)
3. Perceptions and expectations for participatory design in different cultural contexts and backgrounds.
○照井 亮(Central Saint Martins, University of the Arts London)
※showcaseセッションは、原稿なしの発表のみのセッションです。内容は当日しか聞くことができませんので、ご興味がある方は是非ご聴講ください。
15:35-15:45 [休憩]
15:45-17:00 [Session2:サービスデザインの実践と研究]
5. 働き方改革への取り組み状況と課題
○福住 伸一 (理化学研究所/東京都立大学), 笠松 慶子 (東京都立大学)
6. よりよく働くための”逃避”する場所について
○笠松 慶子 (東京都立大学), 福住 伸一 (理化学研究所/東京都立大学)
7. コロナ禍における研究会のデザインに向けて
○鵜飼 孝典 (富士通)
17:00-17:10 [休憩]
17:10~18:10 [ゲストトーク&パネルディスカッション:サービスデザインは人を幸せにできるか?]
ゲストスピーカー:赤羽太郎(株式会社コンセント)
モデレーター:坂口和敏(山口大学)
パネリスト:赤坂文弥(産業技術総合研究所)
18:10-18:15 [クロージング]
18:30- [懇親会]
開催報告
TBD