主催ヒューマンインタフェース学会 アクセシブル・インタフェース専門研究委員会(SIGACI)
開催日 2023年3月27日(月)
会場京都工芸繊維大学(ハイブリッド開催予定)
内容 第199回研究会は、「高齢者、障がい者支援技術および一般」をテーマとして、アクセシブル・インタフェース専門研究委員会が主催いたします。

加齢に伴い身体機能、認知機能は様々な面で変容していきます。超高齢社会となった日本では、高齢者の衰える身体機能、認知機能を補助して、一日でも長く自立した生活の維持がおくれるようにするための工学的支援技術の必要性は高まっています。一方で障がいを有する方も同時に急速に高齢化が進んでおり、従来の支援技術の枠を超えた取り組みも必要です。今回は、高齢者、障がい者の支援技術について、心理・デザイン・工学・臨床に渡る幅広い領域の研究成果ならびに実際の現場からのニーズや実践例などの発表を対象と考えています。
また、広く一般の題目でのご応募もお待ちしています。

*:本会では、出来うる限り「障がい」等の表記とするように努めておりますが、現状では一般的な術語、語法が確立していない点を考慮し、題目、表題等においては「障害」の表記を用いていますことを宜しくご了解ください。

奮ってご発表ならびにご参加をお待ち申し上げます。

[ノービスセッション実施のお知らせ]
本会では、ノービスセッションを実施いたします。このセッションは、その名称の通り、学会発表を殆ど経験されていない方、今回が初めての学会発表となるか若しくは2回目の方からの発表の場といたします。このノービスセッションでは、発表と質疑の時間配分を通常のセッションとは変えて、発表15分、質疑15分といたします(予定)。また、セッションの終わりには座長による発表に対する講評を行います。
ノービスセッションでのご発表を希望される方は、お申込書式の「講演概要」の末尾に、「ノービスセッション希望」とお書き添えの上、学会発表の経験回数を明記して、お申込ください。
ノービスセッションでは、原稿のページ数、研究会報への掲載、ご発表の履歴や記録、研究会賞の選考等について、通常のセッションとの差異は一切ありません。会合におけるセッション構成上の形式であるとご理解ください。また、学会発表経験の無い方の通常セッションでの発表を妨げるものではありません。
申し込み方法

受理された講演には申込締切後、1週間程度で原稿作成に関する連絡をさせていただきます。ヒューマンインタフェース学会の「研究会 講演申し込み」のページをご参照下さい。
受理された講演には申込締切後、1週間程度で原稿作成に関する連絡をさせていただきます。

原稿のページ数 10ページ以下の偶数ページ
問い合わせ先学会事務局 研究会担当(his-meeting【at】his.gr.jp)もしくは
SIGACI 京都工芸繊維大学 桑原教彰 (nkuwahar[at]kit.ac.jp)まで
参加費研究報告集年間購読登録者は無料です。
年間購読非登録者は、一般 1000円学生 500円となっております。
・現地参加の方は現地で現金払いまたは事前にpeatixでお支払いください。
(できる限り、peatixでの登録・支払いをお願いいたします)
・Zoom参加の方は事前にpeatixでお支払いください。
・年間購読登録者の方も参加者数の把握のため無料のチケットをお買い求めください。
https://hi-sigaci-31.peatix.com/
申込締切2023年 2月1日(水)
原稿締切2023年 3月1日(水)

プログラム

2023年3月27日(月) 10:30-17:00

受付開始 10:00~

10:30-11:50「生体信号処理」 (発表15分、質疑5分)
O1. 畳み込みニューラルネットワークと敵対的生成ネットワークを用いた異常心音の識別手法の提案
○佐久間 駿, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)

O2. 高齢者の生体信号を用いた感情推定とその応用研究
○胡 正杰, Panote Siriaraya, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)

O3. P300-Speller検査法と神経心理学検査法MMSE, MoCA-J との相関関係
○南尾 祐輔, 田中 久弥 (工学院大学), 都河 明人, 清水 聰一郎, 佐藤 友彦, 深澤 雷太 (東京医科大学)

O4. 脳波のコヒーレンス解析に基づく手の左右運動想起の分類
○後藤 悠太, 田中 久弥 (工学院大学)

11:50-12:50 昼休憩
(ショートプレゼン(前半)のポスターを貼り付けてください)

12:50-13:10 ショートプレゼン(前半) (1人3分)
S1. 音声フィードバックの変化による運転行動への影響の分析
○井上草太, 山添 大丈 (兵庫県立大学)

S2. 胸部装着カメラを用いた頭部姿勢推定
○山田 泰盛, 山添 大丈 (兵庫県立大学)

S3. 視覚障害者を対象としたディスプレイ操作を必要とする家庭用3Dプリンタ操作支援システム
○田川 直弥 (大阪府立大学), 岩村 雅一 (大阪公立大学), 南谷 和範 (大学入試センター), 黄瀬 浩一 (大阪公立大学)

S4. 画像解析を用いた視覚障害者のためのアイラインのメイクアシストシステムの開発
○加瀬 雲輝, 関 弘和 (千葉工業大学)

S5. ゲーミフィケーションを活用した、心房細動アブレーション後の再発予防システム
○盛谷 知香, Panote Siriaraya, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)

S6. 会話シミュレーションシステムによるコミュニケーションスキル向上に関する研究
○伯耆 健一郎, 桑原 教彰, Siriraya Panote (京都工芸繊維大学)

13:10-13:40 ポスターセッション(前半) 

13:40-13:50 休憩
(ショートプレゼン(後半)のポスターを貼り替えてください)

13:50-14:10 ショートプレゼン(後半) (1人3分)

S7. 上肢障碍者の事務作業補助を目的としたキーボード押下用筋電義手制御システムの開発
○鈴木 裕滋, 関 弘和 (千葉工業大学)

S8. 蛍光マーカーを用いた学習ログによる学習者の数学力分析手法の研究
○大喜多 弘毅, SIRIARAYA PANOTE, 桑原 教彰 (京都工芸繊維大学)

S9. 視線と身体動作の関係性を利用した人の内部状態推定の検討
○木下 徳信, 山添 大丈 (兵庫県立大学)

S10. 触覚により情報を提示する腕装着型デバイスの開発
○西村 寧麻 (兵庫県立大学), 米澤 朋子 (関西大学), 山添 大丈 (兵庫県立大学)

S11. MediaPipeを用いたドライバーの眠気評定システムの精度向上
○古志 雄大, 田中 久弥 (工学院大学)

S12. オープンウェブデータを利用した拡張現実ストーリーテラーの開発
○青山 秀輝, 桑原 教彰, Panote Siriaraya (京都工芸繊維大学)14:10-14:40 ポスターセッション(後半)

14:50-15:50 コミュニケーション・感情 (発表15分、質疑5分)

O5. 使命感感情表現を伴うエージェントとロボットハンドを用いた看護行動に関する検討
○大澤 朋弥, 米澤 朋子 (関西大学)

O6. 顔表情刺激と運動想起の計測による Highly Sensitive Person:HSP の評価と検証
○石上 友那, 田中 久弥 (工学院大学)

O7. AR(拡張現実)を用いた感情トレーニングによる介護コミュニケーションスキルの向上
○岩元 美由紀, 中澤 篤志 (京都大学), 倉爪 亮 (九州大学), 本田 美和子, 小林 正樹 (東京医療センター), 布井 雅人 (椙山女学園大学)

15:50-16:00 休憩

16:00-17:00 センシング・その他 (発表15分、質疑5分)

O8. グループ就労行動リハビリテーションのための協調行動・適応行動支援システムの構成法
○佐野 睦夫, 水田 拓真, 田中 大燿, 萩尾 友彦, 伊東 幸輝 (大阪工業大学)

O9. MediaPipeを利用した下顎トラッキングによるポインティングデバイスの開発
○小林 博光, 寺師 良輝, 林 哲生 (総合せき損センター)

O10. インソール型圧力センサの最適位置への検討
○内田 恭敬, 舩山 朋子, 金子 悠, 木暮 嘉明 (帝京科学大学)

 

ポスターセッションについて

  • ポスターは,フォーマットは自由,サイズはA1(縦)でご準備ください.
  • 昼休憩中に,ポスターパネルを準備します.
  • セッション前半のポスターは,パネル準備後の昼休憩中に,パネルに貼り付けてください.
  • セッション後半のポスターは,休憩(13:40-13:50)中に,パネルに貼り付けてください.