第209回ヒューマンインタフェース学会研究会「高齢者、障がい者支援技術および一般(SIG-ACI-33)」が、2024年3月26日(火)、京都工芸繊維大学 東3号館(ノートルダム館)で開催されました。今回の発表件数は28件あり昨年度を上回る過去最多となりました。予想を上回る発表数だったので、昨年度からの取り組みで一部をポスター発表にしまして、結果ディスカッションが大変盛り上がり発表者・聴講者に満足いただけたと感じています。

 

また、SIGACIで初めて中学生の口頭発表がありました。兵庫県立大学附属中学校の生徒さんと山添大丈先生(兵庫県立大学)による『中学生の探究学習における「人と関わるロボット」の開発』の取り組み内容が報告されました。人間とロボットとのインタラクションというヒューマンインタフェース学会のテーマにはまる内容でした。ロボット製作から成功・失敗の印象評価まで学術的に興味深い内容が紹介されました。教育と研究をつなぐ新しい取り組みができそうな予感がしました。

 

最後に、会場のお世話をしていただいた京都工芸繊維大学の皆様に感謝申し上げます。

 

第209回研究会開催通知とプログラム
https://jp.his.gr.jp/2023/12/24/meeting209/

 

ポスター発表会場の様子。前半後半入れ替えで16件のポスター発表がありました

兵庫県立大学附属中学校の生徒さんによる探求授業の取り組みの発表の様子