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専門研究委員会(SIG)について

専門研究委員会は、特定のテーマに関する学術研究活動や重要事項の調査・研究を行うことを目的に組織され、研究発表や情報交換の場として研究会や講習会等を開催します。現在、以下の専門研究委員会が活動しています。
ヒューマンインタフェース学会では、随時、新たな専門研究委員会を公募しておりますので、学会事務局を通じて、研究会運営委員会までご連絡下さい。


アクセシブル・インタフェース専門研究委員会 (SIGACI)[常設]

委員長: 桑原 教彰(京都工芸繊維大学)
本専門研究委員会は「高齢の人、障害のある人などのための、使いやすいヒューマンインタフェース実現」のために、これらの人々のニーズに立脚する基礎研究および応用実践研究の発表、討論の場を提供します。幅広い分野の研究者・開発者、さらには現場でご活躍の方々の参加をお待ち申し上げます。

問い合わせ先:
桑原 教彰(委員長)京都工芸繊維大学 nkuwahar [at] kit.ac.jp
山添 大丈 (幹事) 兵庫県立大学  yamazoe [at] eng.u-hyogo.ac.jp


コラボレーション基盤専門研究委員(SIG-COASTER)[常設]

委員長:岡 耕平(滋慶医療科学大学)
本専門研究会は,人と人、人と人工物,あるいは人工物同士のCommunication,Collaboration, Cooperation, Connection, Computation, CognitionなどといったさまざまなCo-,すなわち「共/協」の基盤に関する研究テーマを取り扱うものです.コラボレーション基盤に関する研究や議論を促進し,新たな研究コミュニティの形成を目指します.

問い合わせ先:
SIG-COASTER 幹事団ML sigcoaster-adm [at] his.gr.jp


安全管理支援技術専門研究委員会 (SIGMAS)[常設]

委員長:五福明夫(岡山大学)
本専門研究研究会は,高度な安全性を要求される分野における安全管理支援技術およ びこれに関するヒューマンファクターを扱うものです.多様な産業領域および学術分野から参加者を募って議論を行い,その知見を現場に反映させて安全性の向上に寄与することを目的とします.この目的のために,本会は,安全に関する

  • 支援技術
  • ヒューマンファクター
  • マネジメント

の学術および実務上の課題を,大学,企業,公的機関の研究者・実務家を交えた研究報告および事例報告を行う研究会,セミナー,談話会等を開催して,学術の知と現場の知を積極的に交換・議論します.そして,意見交換や議論を通して得られた現場の安全性の向上に関する知見を体系化して,社会に発信することを目指します.

問い合わせ先:
五福明夫(委員長)岡山大学 fukuchan[at]sys.okayama-u.ac.jp
狩川大介(幹事)東北大学 daisuke.karikawa[at]tohoku.ac.jp


ユーザエクスペリエンス及びサービスデザイン専門研究委員会 (SIGUXSD)[常設]

委員長: 大野 健彦(NTTテクノクロス)
本専門研究研究会は、ユーザや対象とするモノが置かれている場、それらを取り巻く環境、さらにユーザ間などの要因を含めて、利用前・利用中・利用後のユーザ体験を向上させるためにすべきことは何か、また、その体験に基づいてサービスをデザインするためにすべきことは何か、について、主に社会学的・認知心理学的アプローチを中心に様々な観点から密度高く議論する場を提供することを目的としています。企業メンバー中心で運営しており、一味違った研究会にしていきたいと考えてます。多くの方のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:
大野健彦(委員長): ohno.takehiko [at] lab.ntt.co.jp
福住伸一(幹事):shin-ichi.fukuzumi [at] riken.jp


デバイスメディア指向ユーザインタフェース専門研究委員会(SIGDeMO)[常設]

委員長:伊藤雄一(大阪大学)
デバイスを単なる仮想世界と現実世界を繋ぐ存在、インタラクションの手段としてではなく、Makersやフィジカルコンピューティング、メディアアートのように、デバイスそのものをメディアとして捉え様々に利用する試みが近年盛んになっています。我々はこのようなインタラクションのメディアとして用いられるデバイスを、デバイスメディア指向ユーザインタフェースと定義し、SIG-DeMO(Special
Interest Group on De-vice Media Oriented
UI)を立ち上げました。センサやアクチュエータ、これらの制御ボードはますます小型化、コモディティ化を果たしており、デバイスそのものの実装、そして3次元プリンタによる筐体の制作を通して、ユーザフレンドリーなプロトタイプ実装は、非常に容易になりつつあります。SIG-DeMOでは、実際のデバイス実装を通じた研究に関する情報交換に特に注力し、その実装技術だけではなく、被験者実験の方法や、評価そのものの方法といった、幅広いテーマについて議論を進めていきます。

問い合わせ先:
SIGDeMO幹事団ML sig-demo[at]hi-mail.ise.eng.osaka-u.ac.jp


オープンデザイン専門研究委員会(SIGOD)[常設]

委員長:常盤拓司(慶應義塾大学)
ものづくり、仕組みづくりなど様々な取り組みにおいて、オープンデザインの考え方が導入されつつあります。オープンデザインは、従来のものや仕組みをつくるプロセスに対するアプローチというだけではなく、モノや仕組みと人との関わり方、それを通じた人と人との関わり方という側面を持ちます。本専門研究委員会では、オープンデザインを切り口として、モノや仕組みを作り出すプロセス、プロセスと人との関わり、作り出されたものや仕組みと人や社会との関わりなどを扱います。
扱うテーマ:デザインプロセス、プロトタイピング、プロトタイピングツール、パーソナルファブリケーション、デジタルファブリケーション、ワークショップ(ハッカソン、メイカソン、アイデアソン)、デザイン支援、合意形成、社会制度、オープンデータ、IoT、サービスデザイン

問い合わせ先:
常盤拓司(委員長):tokiwa[at]keio.jp


高齢者支援ICT専門研究委員会(SIGSAP)[時限]

委員長: 廣瀬通孝(東京大学)
超高齢社会における高齢者のケアや支援のためのICTに関する研究が重要になっています.高齢者の介護といった視点のみではなく,健康な高齢者も含めて高齢世代の社会参加を促進するICT(例えば,テレワーク支援技術や行動支援ロボット技術等)や,「Aging in place」の実現に向けてたICT(例えば、自立生活支援技術やコミュニティ形成支援技術等)等の在り方や技術開発に関して議論の場を提供することを目的に,本専門研究委員会を設置しました.

問い合わせ先:
加藤博一(幹事):kato [at] is.naist.jp


デザイン思想・哲学専門研究委員会(SIGDPs)[時限]

委員長:上杉 繁(早稲田大学)

人間と道具・機械,広くは技術とのよりよい関係をデザインするために,人間と技術の関係性を扱う思想や哲学を,工学,デザイン学,哲学,文学,歴史学など多様な立場から取り上げて議論する.あわせて,それらの思想・哲学による先端的な技術の分析やデザインの方法への展開についても検討する.

問い合わせ先:
上杉 繁(委員長)早稲田大学:wesugi[at]waseda.jp
金光 秀和(副委員長)法政大学:kane32[at]hosei.ac.jp


専門研究委員会の設立募集について

ヒューマンインタフェース学会では、特定のテーマに関する学術研究活動や重要事項の調査・研究を行う専門研究委員会を設けており、現在、6つの常設専門研究委員会が活動しています。研究発表や情報交換の場として研究会や談話会、講習会等を開催できます。研究会等の開催にあたっては、学会から規定の補助金も出ます。随時、新たな専門研究委員会を公募しております(6月末までに申請があった場合には次年度の1月から開催可能。それ以降に申請があった場合には次年度7月以降から開催可能)。つきましては、設立についてお考えの場合は、まず研究会運営委員会幹事の青柳までご連絡ください。皆様からの応募をお待ちしております。

問い合わせ・応募先:幹事 西原陽子 nisihara [at] fc.ritsumei.ac.jp


活動を終了した専門研究委員会と過去の記録


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