デザイン思想・哲学専門研究委員会 (Special Interest Group on Design Philosophies, SIGDPs) とは
委員長:上杉 繁(早稲田大学)
人間と道具・機械,広くは技術とのよりよい関係をデザインするために,人間と技術の関係性を扱う思想や哲学を,工学,デザイン学,哲学,文学,歴史学など多様な立場から取り上げて議論する.あわせて,それらの思想・哲学による先端的な技術の分析やデザインの方法への展開についても検討する.
問い合わせ先:
上杉 繁(委員長)早稲田大学:wesugi[at]waseda.jp
金光 秀和(副委員長)法政大学:kane32[at]hosei.ac.jp
お知らせ
ヒューマンインタフェース学会https://www.hgu.jp/about/toyohira-campus.html ※コロナの感染状況に応じてオンラインのみの開催となる場合がございます. ・内容 人間の能力を拡張する技術の研究開発が広く展開され,実用化が期待されています.技術そのものの課題のみならず,それが設計者,使用者,さらに社会へどのような影響をもたらすのでしょうか? こうした問題を考える上で,談話会ではサイボーグ論に基づいた人間と技術との関係について講演をいただき,議論を行います. さらに,ワークショップでは,事前申し込みの参加者より,関心のあるデザインの思想や哲学について紹介してもらい,参加者で内容を共有し,問題を深めていきます. スライド1枚をご準備いただき,現在取り組んでいるデザイン論,なかなか理解できず困っているデザイン論,HIに関係しそうな気になる思想・哲学など,紹介したい内容のみならず,相談したい,教えてもらいたいなど,幅広くデザインに関する考えを共有し,展開したいと思います.直前まで募集しますので遠慮なく申し込みください. ・プログラム 12月17日(土)談話会 15:00-16:00 講演
「サイボーグ論が提起するヒューマンインタフェースのデザイン論」
柴田崇(北海学園大学) 16:00-17:30 指定討論者との質疑応答,ディスカッション 12月18日(日)ワークショップ「HIのためのデザイン論について」 9:30-9:40 ワークショップについて(SIGDPs委員長) 9:40-10:00 「テクノロジーとデザインの哲学・思想を軸とした共同ゼミの可能性」 金光秀和(法政大学) 10:00-10:20 「サイボーグメディテーション」 七沢智樹(Technel合同会社・東京大学) 10:20-10:40 「ものづくりにおける利他性の検討」 郷健太郎(山梨大学) 休憩 10:50-11:10 「利用者と受益者が異なる技術開発の課題」 芳賀和恵(早稲田大学) 11:10-11:30 「ロボットのデザインに関して」 内山純(産業技術大学院大学) 11:30-11:50 「科学コミュニケーションにおける対話のデザイン」 大崎章弘(お茶の水女子大学) 11:50-12:10 「棒と器:人間-技術関係の原型について」 上杉繁(早稲田大学) 12:10-12:30 総合ディスカッション
※ワークショップ資料の印刷,配布は行いません.発表者で資料配布を希望する方は自身でご準備をお願いいたします.
・参加費 会員,非会員,発表の有無によらず無料 ・参加申込 12月15日(木)まで https://forms.gle/rm8pUbeNWy2E5VF58 ・問い合わせ先 SIGDPs 早稲田大学 上杉(wesugi[at]waseda.jp)まで