第199回ヒューマンインタフェース学会研究会「高齢者、障がい者支援技術および一般(SIG-ACI-31)」が、2023年3月27日(月)、京都工芸繊維大学 東3号館(ノートルダム館)2階K202講義室で開催されました。今回の発表件数は、1日で22件の発表がありました。予想を上回る発表数だったので、幹事校の先生のご提案で、一部をポスター発表にしました。研究会としては初めての試みでしたが、結果、とても盛り上がり、やってよかったという感想です。

ポスター発表は3分のショートプレゼンテーションのあと、A1紙サイズのポスターで発表を行いました。3年ぶりの対面研究会で距離が近くなっただけでなく、さらにポスターでも距離を縮めることができました。発表者も聴講者も満足できました。今回は、念のため遠隔からの発表も用意されていました。口頭発表の遠隔だけでなく、ポスター発表の遠隔もありました。この数年で遠隔にも慣れたもので、混乱なく発表することができました。

今回の研究会ではGoogleのモーショントラッキング技術であるmedia pipeを使った研究発表が2件ありました。1年前の小林真先生の発表で技術共有が行われ、今回発表がありました。技術共有はこの研究会のねらいの一つであり、とても嬉しく感じました。そこで、SIG-ACI研究会のDiscordを立ち上げ、普段から技術共有や相談できる場を作りました。今後もどんどん交流が盛んになることを願っています。

エピソードですが、研究会の会場で別々の大学の学生同士が、同じ中学校の出身だったと分かり、感動の再会がありました。研究会の出会いはいろいろあって面白いなと改めて感じました。

最後に、会場のお世話をしていただいた京都工芸繊維大学の皆様に感謝申し上げます。

 

第199回研究会開催通知とプログラム
https://jp.his.gr.jp/2022/12/29/meeting199/

 

口頭発表の様子

ポスター発表の様子