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ワークショップ

8月31日(水)17:00-18:30

WS1:デザイン思想・哲学専門研究委員会はじめます。(E会場)
WS2:SIGMAS チャンネル Act.3 「安全マネジメントの在り方の再考:番外編」(F会場)
WS3:街を歩いてHI研究の種を見つけよう(G会場)
WS4:MediaPipeでGo! Servo!(H会場)
WS5:デザインのステークホルダーの呼称について考える(B会場)

WS1:デザイン思想・哲学専門研究委員会はじめます。(E会場)
企画: デザイン思想・哲学専門研究委員会 (SIG-DPs)
概要:
SIG-DPs(Design Philosophies)では,
人間と道具・機械,広くは技術とのよりよい関係をデザインするために,人間と技術の関係性を扱う思想や哲学を,工学,デザイン学,文学,歴史学,哲学など多様な立場から取り上げて議論します.あわせて,それらの思想・哲学による先端的な技術の分析やデザインの方法への展開についても検討します.
本ワークショップでは,多様な分野で扱われる,人間と技術の関係を示す言葉や概念を2-3取り上げ,分野間における差異と同一性の議論を通して,その範囲を見出してみます.対象となる言葉や概念は,運営委員を対象に事前に調査しますが,参加予定者からも広く受け付けます.企画代表者へ(wesugi【at】waseda.jp)8月初旬までに連絡ください.
今回のワークショップでは「拡張」について取り上げることになりました.
登壇予定者:
小北 麻記子(玉川大学)
柴田 崇(北海学園大学)
鈴木 俊洋(崇城大学)
WS2:SIGMAS チャンネル Act.3 「安全マネジメントの在り方の再考:番外編」(F会場)
提案組織名: 安全管理支援技術専門研究委員会(SIGMAS)
概要:
MC・FUJINO(?)が贈る、これからの安全研究や安全実務を考える参加型トーク番組の第3弾。今回は、HIシンポジウム会場のスタジオ(?)も交え、「安全マネジメントの在り方の再考:番外編」と題してトークします。
先の日本学術会議主催の安全工学シンポジウムで、MC・FUJINOが企画者となって「安全マネジメントの在り方の再考」と題するセッションを開催しました。そちらでは、先日翻訳版が発売になったSydney Decker著「Safety Anarchist」の翻訳者の方々と、最近まで航空業界で安全管理に携わってられた方をお招きし、今日の安全マネジメントが本当に安全を守れているのか、「安全のための規制」ではなく「規制のための規制」になっていないか、といったことについて議論しました。
ただ、あの場ではまったく時間が全く足りず、議論が消化不良のままになってしまった感がMC・FUJINOとしてはあります(^_^;)
ということで、今回はその続きとして、改めて今日の安全マネジメントの在り方について、ワイワイガヤガヤとフリートークをしていければと考えています!!特に「講演を聞く」ではなく「議論する」というのを中心に据えた形で実施していきたいと思います。
安全工学シンポジウムにご参加いただいていた方はもちろん、「そちらには参加してなかったよ~」という方や、Decker本をまだ読んでないという方も、冒頭でと先のシンポジウムでの話きちんとをおさらいをしますので、是非奮ってご参加・ご聴講ください。

対面での参加が難しい方は、Zoomからのご参加もいただけます。Zoom参加をご希望の方は、下記のリンクから参加申込してください。 https://forms.gle/JwSXQqo8Yetjv6sY8
WS3:街を歩いてHI研究の種を見つけよう(G会場)
提案組織名: コミュニケーション支援専門研究会(SIGCE)
概要:
街中にはさまざまな広告や案内、お願い、指示など人から人へと情報を伝達し、人の行動に変化を与えうるものが溢れています。それらがそれぞれの環境の中でどのように機能し、どのような効果を生み出しているのかなど、現場(フィールド)の中から観察しないと見えてこない、聞こえてこない、感じられない情報がたくさんあると思います。中には「うまいことやってるなー」「なるほどそれは効果的だ」と言ったような工夫なのか、偶然の産物なのか、暗黙知なのか、文化なのかよくわからないコミュニケーションHIがきっと多く見つかるはずです。
HI研究は言うまでもなく、生きている人のための研究です。ならば生きている人が生活している環境の中にこそ、問題にすべき課題や知見が埋まっていると考えることもできます。しかしなんだかいつの間にかHI研究はアカデミズムの衣裳を纏い、生きている人と共にある研究であることをうっかりすると忘れてしまっていたりします。
大阪の街というのは、そういう生きている人のリアリティを強く感じる街でもあります。それは同時にHI研究のタネがいたるところに埋め込まれているということでしょう。生きている人と人を結びつけている力が、単に人の力だけでなく道具や環境、情報、メディア、知覚能力、言語、色・形、音・声、時間・タイミングなどのさまざまな要素・要因の相互作用によって生み出されている可能性が、この街の中にはきっと無限にあるはずです。ですから、この多様な相互作用にその現場に立って気づくことで、HI研究の素の面白さに出会えるのではないかと期待しています。

当日、ご参加になっている人数に応じてグループを作成し、いくつかのコースに別れて散策に出かける予定です。
なおWSに関連するコンテンツは、期間内で計画中のSIGCE談話会にて集約する予定です。
本WSに事前申込は必要ありません。直接、会場にお越し下さい。
WS内容説明:
SIGCE運営委員
WS4:MediaPipeでGo! Servo!(H会場)
提案組織名: アクセシブル・インタフェース専門研究委員会(SIGACI)
概要:
Googleの提供するAIライブラリ、MediaPipeを使って無線でサーボモータを動かす「モノ作り系ワークショップ」です。ヒトが動くとサーボも動く!…というものを作ります。先日の第188回研究会(SIGACI-29@京都)にて「誰でも簡単に作れます~♪」と言い切った手前、初心者が対象です。
pythonは少し触ったことあるけどマイコンの経験はありません、という方大歓迎。ノートパソコンはご持参いただきますが、ハードウェアの材料はこちらで用意いたします。
「pythonとMediaPipeのインストールおよび動作確認、Arduino.exeのインストールと環境設定」まで事前に行っておいて頂き、当日はマイコンとサーボの接続、サンプルプログラムの実行と自作システムの実装、を行う予定です。今のところ参加人数は上限6名を予定しています。希望者は下記担当者宛までメールでお申し込みください。

工学院大学 田中 久弥
hisaya【at】cc.kogakuin.ac.jp
登壇予定者:
小林 真(筑波技大学)

SIGACI-ワークショップ in HI2022 のページ
https://www.cs.k.tsukuba-tech.ac.jp/labo/koba/research/sigaci_ws_in_hi2022/
WS5:デザインのステークホルダーの呼称について考える(B会場)
提案組織名: ユーザエクスペリエンス及びサービスデザイン専門研究委員会(SIG-UXSD)
概要:
ユーザー、被験者、調査対象者、生活者、市民、……デザイン活動の対象となる人たちを実践や論文の中でどのように呼称すればよいか悩んだことはありませんか?デザイン研究の領域では今、本来多様な文脈を持っているはずの人たちを、特定の呼称が意味する文脈によって単純化してしまうことの問題が、デザインの研究者や実践者を含む「呼称する側」の権威性と共に議論されています。例えば、デザインプロセスの過程で(つまり、まだ最終成果物が存在しない段階で)「ユーザー」に言及するということは、誰かがユーザーになる際の複雑性や文脈の多様性を狭めてしまう可能性があります。また、「ユーザー」という表現は、本人の意思に反してそれ(サービスや製品、システムなど)を享受できない人や、それを望まない人をないがしろにしているという批判もあります。
このような課題意識から、このワークショップでは、次のような狙いを設定しています。1)HIとデザインにおける研究者および実践者とその他の参加者との関係性の問題に対する共通理解を確立する; 2)特定の呼称が与える影響について議論する; 3)様々な呼称の境界を記述し、それぞれの基本的な関係の構造的理解を示すマップを共同で作成する。論文やガイドライン、ポートフォリオなど、種々のデザイン成果物やデザインプロセスにおいて我々がデザインの参加者をどのように呼称すればよいかの指針の作成に向けて、ワークショップを企画しました。HIやデザイン、その隣接領域の研究者や実践者、学生のみなさまのご参加をお待ちしております。
登壇予定者:
SIG-UXSD運営委員

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