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ヒューマンインタフェースシンポジウム2020(中止)

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お知らせ

ヒューマンインタフェースシンポジウム2020
開催中止について

ヒューマンインタフェースシンポジウム2020
実行委員長 竹内 勇剛(静岡大学)

 昨年ヒューマンインタフェース学会の設立20周年を迎え、新たなステージへと会員と共に学会も飛躍しようとしていた2020年は、突然日常生活から忍耐と辛抱と共に歩まなければならない抑圧された年となってしまいました。
 そんな状況の中、会員の皆様には非常に残念なお知らせをしなければなりません。9月2日~4日に静岡市グランシップで開催を予定していましたヒューマンインタフェースシンポジウム2020は、新型コロナウイルスによる影響により「中止」します。この結論に到るまで多くの葛藤がありました。現地開催は困難だとしてもビデオカンファレンスのように形態を変えれば開催できるのではないか、という可能性についてももちろん検討しました。しかしながら実行委員会として総合的に判断した結果、シンポジウムとしては「中止」という結論を選択したことをどうぞご理解ください。
 一方、シンポジウムという枠組みとは異なる形で、学会員が日頃取り組んでいる研究に関する議論と交流を主体的に行う場をオンラインで実現する企画を、シンポジウムの中止という結論の裏で検討・準備しています。現時点ではまだこれ以上お伝えできるだけのことはありませんが、皆様には「シンポジウムとは違う何か」を実行委員会と共に企画し、開催するための実効的な協力を切に請いたいと思います。また新しい情報を近日中にお伝えできれるはずです。
 以上、どうぞよろしくご理解とご協力のほどお願いいたします。


グランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター)


開催までのスケジュール (※中止になりました)

  • 研究発表申し込み締め切り  2020年6月5日(金) 24:00
  • 研究発表論文提出締め切り  2020年7月1日(水) 24:00
  • 早期割引参加申し込み締め切り  2020年7月1日(水) 24:00

大会長挨拶

実践を通して考えるHI ~事上磨練~

 モノ・コト(things)の理解にシンボル(記号)を用いることは理解の促進には貢献するが、シンボルが指し示すモノ・コトの実体が現実にどうなっているのかを知ったことにはならない。重要なことは、シンボルを通してモノ・コトを理解するための方法を得ることによって、その実体の現実の状態をいかにリアルに知るかである。同様にいかに世界を思考・思弁しても世界を知ったことにはならない。そこに思考・思弁の対象となる実体が存在するならば、その対象との経験を通した実践躬行が世界のリアルな理解への扉を開く。
 本シンポジウムでは、ヒト・モノ・コトの相互的な繋がりの中にあるヒューマンインタフェース研究の方法論にフォーカスしたとき、シンボル間の繋がりの記述による対象の理解と経験を通した実践によって知り得た事実との融合と体系化の必要性を再考する機会としたい。そしてこれを通して、ヒューマンインタフェース研究における抽象度の高い理論上の問題を多様なバックグラウンドに基づいて総括的に議論したり、個の水準における具体的な事例を統合的に取り扱うための共通基盤となるフレームワークが構築されていくことを期待する。

大会長 竹内 勇剛(静岡大学)


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