概要: |
Withコロナ時代を迎え、オンラインツールをコミュニケーションにどう活用していくか、模索が続いている。オンラインor対面のような対立軸ではなく、双方のメリットを活かしつつ、共有されるべき情報がより効果的に送受信できる手段を選択する。つまり、実際の情報共有の前に、どの手段を選択するかのプロトコル確認があり、その手段に対する是非が常につきまとう状況もコミュニケーション全体の評価にも影響があるように思われる。 人同士の情報共有だけでなく、ChatGPTなど大規模言語モデルに基づく対話的な情報整理手段の活用や、スマホなどの通信デバイスやXR機器などの映像提示デバイスの技術革新が進む現在、コミュニケーションによるインタフェース研究を改めて考える機会としつつ、SIGとして捉えるべき方向性についても検討したい。 当日は、事前にSIGCE運営委員から集めた「コミュニケーション支援に関する100の疑問」について、ディスカッションを予定している。ただし、紹介は学生による司会進行とし、開始30分間は当事者および運営委員らの発言を禁止、学生の発言を全員で「なるほど!」「いいですね!」などとリアクションするルールで進める。
問い合わせ先: 石井 裕(岡山県立大学):ishii[at]cse.oka-pu.ac.jp
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